キラキラと光る。



鮮やかな色で彩る。



アナタと作る日々は、



思い出は、


















バカみたいに喜んでいるのが自分だけじゃないと信じたい。
付き合って丁度一年なんだから、浮かれる気分には目を瞑って欲しい。
障害が多い一年だった。
幾度となく喧嘩もしたし、何回も別れ話をした。
でも、結局二人とも離れられなくて、そのままズルズルズルズル…。

今も別れればよかったのかって聞かれたら首を横に振るだろう。
付き合わなければよかったなんて一度も考えた事がない。
付き合わなければ解らない事の方が多かった。
お互いにお互いをこんなに尊重し合って信じ合う事は出来なかったから。








「なんや一年とか数字で表してもピンと来ぇへんわ」
「そうですか?」
「おん…。やって光とはそれ以上に一緒に居る気ぃしてしゃーないし、数えとっても切りないんとちゃう?」
「?」








まったりムードで俺の部屋に居った筈やのに、なんでか甘いムードになっとるんは気の所為なんやろか?
いや…、絶対に気の所為なんかやない、やって、明らかに今からかっこつけんでーって顔になっとるやん。

え?なんなん?此処決める所なん?








「光とはコレから先もずーっと一緒に居るんに、」
「ちょ、ま、それいッ、それ以上寒い事言わんで下さい!!」

「むっちゃええとこやってんけど…、」








(かっこつ謙也はもうええわ!!)(これ以上惚れさせんなッ!!)