僕は何処に行けばいいんだろう?











僕は何を願えばいいんだろう?











行き場のない想いを抱いて、僕はずっと歩いてきた。
あの日、あの時、あの場所で、君に出会わなければ僕は普通に生きて行けたのに…。

















君が僕にくれたもの








僕が君にあげたもの








(さよならなんか、いいたなかった)








(さよならなんて、かえしたくなかった)








僕らは過ちしか抱いてない。
僕らは大人になんてなりたくなかった。
それでも止まらない時間。
それでもなくしたくなかった気持ち。
何もかもを封じ込めて僕らは歩き出す。

















それが大人になると言う事ならば、これが大人になると言う事なら、








「だいすき、」








「あいしてる、」








僕らは今も想いを空に投げる。


それしか出来ないから、


いつかこの想いが


君に届くまで、

















大人になると謂ふ事
(寂しい、会いたい、)(泣かんといて、お願いやから)

















僕は君に守られたかったのかもしれない。
そこら辺に居るような女と同じように、守られたかった。
それは、他の誰でもない








ア ナ タ だ け に