何時までもカコのこと引き摺っとる男は最低やって自分でも解っとる。
でも、簡単に諦められへんもんはしゃーないし、今になってこんなモン渡されたら必死になって忘れよう思とるのに忘れたなくなるやないか…。

























今日も鏡で笑顔の練習

上手く笑わないと 落ち込むのは自分自身

目が覚めたら 恋に堕ちてる事もある

ねぇ 目を見て ねぇ口見て

この間はすれ違ったんだ だけど声は掛けられなかった

曖昧なお辞儀は逆に嫌 この気持ち冷めてしまう前に

照らす何度も見た名前

明日と今日は一緒になれない

奇跡は一度だけ起こった あの日に出逢えた事全て

あなたもあたしも絶対ひとりじゃ生きてゆけないから

雪もミルクも霞む静かでスロウな

真っ白い光に一緒になりたい

もっと心躍る世界が すぐ隣にあったとしても

乱れたあなたの髪に触れられるこの世界がいい


























「…」

「なんも感じん訳ないやろ?」

「ホンマに、アイツがオレにって、?」

「せや。渡して欲しい、言ぅてな」

「アイツ…洋楽しか聞へんのに、J−POPやん、コレ」

「どないしたい?」

「どないって、そんなん気まっとるやん」

「ほな、迷わんでええ」

「…え、?」

「迷っとる時間があるんやったらその足で財前の所にでも行きぃや。それ聞いたんやったらもうわかっとるんやろ?」

「……ッ!」



















(自惚れやったりせぇへんやんな?)(この歌が想いやなんて嘘やって言うてぇや!)














aiko / milk より歌詞抜粋